CoderDojo白河 公式サイト

福島県白河市で活動しているプログラミング道場「CoderDojo白河」の公式サイトです

第58回 開催レポート

2024年2月開催レポートです!

 

今回の道場は久しぶりのご新規さんが参加してくれました。

検索からWebページを見て参加してくださったとのことでした。

兄弟二人で参加してくれたので、いつもより活気ある道場になったかと思います!

 

Ninjaたちの様子

常連組はいつも通りマイクラとScratchなど。最初から最後まで、ずっと集中して取り組んでいました!

 

新規Ninjaはtoioやmbotやらいろいろ試してもらって、興味がありそうなものを探してもらいました!

久しぶりにtoioを持ち込んでみましたが、「とっても楽しかった!」という声をもらいました。

手でプログラムを作っていくので、パソコン操作に慣れる前のプログラミングとしては優秀な教材ですよね。

 

今回の発表は、ベテランScratcherの中学生Ninjaです。

今回作ってくれたのは、シューティングゲームに学習要素を取り入れた作品。

迫りくる数字の足し算の計算結果を打ち込んで敵を倒していきます。レベルアップなどのやりこみ要素もあって、

2時間弱で良く作れるなというレベルのものです。彼は毎回素晴らしい作品を作ってくれますね。

 

気づき、その他

  • toioを久しぶりに引っ張り出したが、小学校低学年向けには相変わらず優秀な教材だと再確認した
  • イクラで手作業で地道な作業をしているNinjaにMakeCodeを薦めたらその便利さに感動してくれた。必要に迫られて利用するのが良いきっかけだと感じた
  • 保護者からマイクラのアカウントの相談を受けたが、有償アカウント発行について代行も検討したいところ
  • そろそろマイクラカップ様から借用いただいているライセンスが切れる時期なので次期以降の検討が必要

 

教育版マインクラフトのライセンス借用について

CoderDojoではMinecraft Education Edition(以下EE)のアカウントをマイクラカップ様から無料で貸してもらうことができます。

無料の会員登録が必要となりますが、興味があれば手順書をお渡しできます。

CoderDojo白河運営側で確保しているライセンス数は限りがありますので、当日の状況によっては貸し出しが出来ない場合があります。

そのような場合でも、個人で直接マイクラカップ様から借りているライセンスがあれば当日問題なく使えますので、是非ご検討ください。


さいごに

来月は2週目土曜日の通常開催に戻ります。

年度末何かと忙しいかと思いますが、皆さんの参加お待ちしております。

では、また来月!

第57回 開催レポート

2024年1月開催レポートです!

皆さま、あけましておめでとうございます。

 

今年最初の道場は、同時刻に開催中のCoderDojo Yabukiとちょっとしたコラボしてみました。

CoderDojo Yabukiは、白河にほど近い矢吹町で開催されている道場です。

Zoomで接続して、冒頭に道場の雰囲気をお互いに伝えあったのと、発表を一緒に行いました!

 

Ninjaたちの様子

今回は全員マイクラでスタート!作品作りや探検などなど。

本を持ち込んで、この作品を作りたい!という子が出てきましたね。

普段Switchでやっていても、パソコンでとなると操作が複雑になりますが、

子ども達はそんなこともお構いなしにメキメキとパソコン操作が上達していってますね。

 

では、発表のおじかん。今回は前述したようにCoderDojo Yabukiと繋いで発表!

白河からは2名のNinjaが発表してくれました。


発表1人目は小学3年生のNinja。本を持ち込んでマイクラでパトカーを作ってくれました!

イクラは曲線を作るのが難しいんですよね。ですが、タイヤなどもそれっぽく見えるように工夫して作っていてスゴかったです!



 二人目は中学生Ninjaのマイクラ作品。

前回作っていた隠し通路ギミックの作品をパワーアップさせて、自動で食料を生産する工場を建築。

食肉や、小麦などを自動で採集する仕組みを見事に表現していました。

食糧問題をテーマにする辺りが、さすが中学生という感じです!

 

そして、CoderDojo YabukiのNinjaが発表してくれたのは、ブロック崩しゲーム!

まだ3回目ということでしたが、しっかりと動くゲームを作っていて驚きでした。

矢吹は30分遅くスタートしたということで、まだ作成途中とのことでした。

どんどん自分好みの面白いゲームにしちゃってください!

気づき、その他

  • コラボは面白い。子ども達からも好評。発表だけでも一緒にやるのは良い刺激になると感じた。
  • 発表作品が見づらいという声があったので、貸し出しPC達にもZoomをインストールしておき発表中の画面シェアができると良さそう。
  • イクラで前回の続きからやりたい子がいたので、PCを前回と同じものを使ってもらったが、ログインアカウントも同じものにしないと作品が読み込めないことがわかった。情報管理を検討する必要あり。

 

教育版マインクラフトのライセンス借用について

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そのような場合でも、個人で直接マイクラカップ様から借りているライセンスがあれば当日問題なく使えますので、是非ご検討ください。


さいごに

2月は3週目開催にします。2週目は白河だるま市関係で、会場が使えないためです。

また、新規参加者随時募集中です!授業ではないので、いつから参加しても全然問題ありません。

パソコン触らせてみたいな~ぐらいの気持ちでも結構ですので、お気軽に遊びにお越しください!

では、また来月お会いしましょう!

第56回 開催レポート

2023年12月開催レポートです!

3か月ぶりの道場は5名と、ちょっといつもより多めの参加者!

 

来ているNinjaが友達同士や学校の同級生など、繋がりがある子たちが多かったので、

お互いに交流しながら楽しんでいて、久しぶりに活気がある道場でした!(いつもはもくもく会)

Ninjaたちの様子

イクラ組とScratch組に分かれて作品制作!

最初マイクラ組だったが、途中からScratch組になっていた子もちらほら。

Scratchで小学生Ninjaがなめらかなジャンプを実現したいと言い、「いや、自由落下はムズいって!!」と中学生Ninjaに言われている一幕も。見た目は簡単そうでも、中身は難しい仕掛けって結構あるんですよね(笑)

ですが、その代替えのジャンプ機構をちゃちゃっと作って教えてあげるスーパーScratch Ninja。頼もしいです。


イクラの方でも、もう1人の中学生Ninjaがかなり詳しいので、教えに回ってくれていました。(写真はScratchですが・・・(笑))

2人の中学生Ninja達が、小さい子たちを強力にサポートしてくれるので、いつも助かっています!

 

では、発表のおじかんです。今回は2名のNinjaが発表してくれました。


発表1人目は唯一の女の子Ninja。マイクラで家を作ってくれました。

イクラ女子ならではのインテリアのこだわりがいつも目を見張ります。

それをみた他のNinjaは「インテリアセンスがスゴい!」と感心しておりました。

 

二人目は中学生Ninjaのマイクラ作品。

隠し通路に繋がるドアに、ただ開け閉めができるだけではなく、

本棚のスイッチに仕掛けを作って、鍵が閉められるようにしていました。

レッドストーン回路を駆使した面白い仕掛けです!

 


気づき、その他

  • アンケートを久々に実施。この1年開催方式は特に代わり映せず、マンネリ化を危惧していた面もあったが、意外と「楽しいので、このままで良い」という意見。プログラミングを通した交流のための場所づくりという位置づけでもよいかと開き直る。
  • 中学生Ninjaたちは、ゆくゆくはメンターにスカウトしたい(笑)
  • そろそろまたマイクラ関係の書籍を入荷したい

 

教育版マインクラフトのライセンス借用について

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さいごに

今年最後のCoderDojo白河でした。

 

白河道場としては前述したようにあまり変わり映えしなかった1年だったかと思いますが、

様々な方々に支えられて今年で5周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます!

また、6月にでかドージョーという大きなイベントを成功させることが出来ました。

あの規模のイベントはしばらくお預けかもしれませんが、来年はもう少し軽めのイベントなんかを企画できればと思ってはおります。

白河の道場でも、やりたいことがあればいつでも相談してください!

また、引き続き新規の方、初心者の方大歓迎ですので、お気軽にご参加ください!

 

それでは、来年もご参加お待ちしております!良いお年を!

第53回 開催レポート 〜5周年〜

2023年8月開催レポートです!


白河道場が今月で5周年を迎えました!といっても、特別な何かがあるわけではなく・・・

でも何か5周年にちなんで何かしたい!ということで、ちょっとした記念グッズぽいモノを作って配りました。

私が3Dプリンタで作ったロゴストラップです(笑)

まだいくつかあるので、次回以降も欲しい人に差し上げます。

 

さて、今回は3名のNinjaが参加してくれました!

イクラの書籍、新入荷!コマンド系の本を追加しました。

ちょうどNinja達も自分のマイクラの本を沢山持ち込んでくれたので、軽くマイクラ図書館になってましたね(笑)


Ninjaたちの様子

いつも通り、小学生チームはマイクラで作品作り!

今回はコマンドブロックや、レッドストーン回路を使ったギミックを盛り込んだ作品を作りこんでいました。

ただ家を作るだけじゃなく、プログラミングの要素を自ら盛り込んでいたのは素晴らしいです!

中学生NinjaはScratchで作品作り!

いつもゴリゴリの作品を作るNinja。2時間じゃ足りないといつも嘆いています(笑)

 

発表はまずScratchの作品を作っていた中学生Ninja!

今回作った作品は未完成だったので、前回途中でタイムアップしてしまった作品を家で仕上げてきたそうで、それを見せてくれました。

乱数を使って、ルーレットで揃ったらお金が増えるゲーム。

このNinjaのスゴいところは、単調なゲームにならないよう、続けていくと確率が変わったりするやりこみ要素を考えているところです!

どんどんエンジニア的な思考が育ってますね^^

 


もう1人発表してくれたのは、マイクラでコマンドブロックをつかった自宅のセキュリティシステムを作ってくれたNinja。

正しいレバーを引かないと、溶岩の落とし穴に真っ逆さまという何とも恐ろしい作品です(笑)

写真下手すぎてすみません!!もともとこのNinjaは見た目を重視した作品を作ってくれていましたが、最近は回路を入れて遊ぶ楽しさを加えてくれています。

是非作品を、もっとたくさんの人に見てもらいたいですね!

 

気づき、その他

  • イクラのコマンド一覧と、テキストを準備した。化学レシピもあった方が良さそう。
  • 家のパソコンで教育版マイクラをやりたいというNinjaが来たので、マイクラカップ様からの借用もしくは自分で購入する方法を案内した。

 

教育版マインクラフトのライセンス借用について

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さいごに

今回で5周年ですが、2018年8月の第1回 CoderDojo白河にメンターで参加したのが、ついこの間のようです。

 

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第1回の様子

その他、当時の懐かしい記事の数々はこちらにあります!

https://coderdojoshirakawa.mystrikingly.com/

 

最初は自分の子どもにプログラミングを教えられるようになりたいなという目的で参加し始めました。

教育プログラミングに全く知識が無かった頃ですから、Scratchもmicro:bitもその言葉の意味すら知らない状況で参加し、

前チャンピオンの嶋本さんに多くのことを教えていただきました。

そんな中で、いつしか子どもたちと一緒にプログラミングをするその楽しさの虜になっていた矢先、予期せずチャンピオンの交代の決断を迫られることになりました。

折角嶋本さんが育ててきた、こんな良い場所を無くしてはいけないという思いから、チャンピオンを引き継がせていただくことにしました。

この5年の間に、福島県にも道場が増え、様々な方々と交流ができましたし、でかドージョーという大きなイベントにも携わらせて頂くことが出来ました。

その最初のきっかけを与えてくださった、嶋本さんには本当に感謝しています。


真面目な話になってしまいましたが、これからも楽しいと言って来てくれるNinjaがいる限り続けていければ良いなと思います!

CoderDojoは、無料でその道のプロたちとプログラミングを楽しめるので、参加する側のメリットが多いと思われがちですが、

実は主催側も子どもたちと関われて楽しい!ということや、横のつながりが出来るというメリットの数々があるんです。

 

主催者側も、大変というだけじゃ続けられないですからね!みんなで盛り上げていきましょう。

それでは、6年目もよろしくお願いします!

福島でかドージョー2023 参加者アンケート結果

先月行われた福島でかドージョー2023のアンケート集計がようやくまとまりました。

集計を担当させていただきましたので、こちらの記事にて公開させていただきたいと思います。

 

 

概ね高評価で、運営共々大変嬉しく思っています。頂いた意見を参考に、次回以降の開催に生かしていきたいと思います。

 

また、今回の総集編の動画を喜多方のメンターの田村さんが制作してくださいました。ドキュメンタリー番組のような超高クオリティの動画に仕上がっていて、当日の様子がとても伝わってくると思います!

こちらもぜひご覧ください。

vimeo.com

 

 

 

第52回 開催レポート

2023/07開催レポートです!

 

今回からまたマイタウン白河に戻っての開催。

朝から雨は降るわ台車を忘れるわで、一人でてんやわんやでございました。

今回は5名のNinjaが参加してくれました!

冒頭にでかドージョーに来てくださったご家族へのご挨拶。

白河からはるばる来てくださって、本当に保護者の方の関心の高さと、Ninjaたちの熱量を感じることが出来ました!

イベントとしては今回ほどの規模は難しくても、何らかの形で継続していきたいと思いますので、引き続きご支援いただけますと幸いです!

Ninjaたちの様子

今回は、いつも来てくれている中学生Ninjaの弟くんも参加してくれました。

お兄ちゃんがちょくちょく気にかけていて、もう立派なメンターですね(笑)

 

小学生チームはマイクラで作品作り!素敵な家や牧場を作っていました。

マインクラフトはただのゲームでは?と侮るなかれ。今や、教育現場での導入・活用も進んでいる、れっきとした教育コンテンツに進化を遂げています。

www.soumu.go.jp

また、マウスやキー操作を多用しますので、パソコン操作を学ぶのにもぴったり!

是非活用してください!


一方で、中学生チームはScratchで作品作り!

いつも通り、友達同士で作品を見せ合いながら、思い思いの作品作りに勤しんでおりました。

 

今回の発表は残念ながら希望者がおりませんでしたのでSkip。

いつも発表してくれるNinjaは、今回途中参加で作品が未完成!とのことでした。

その代わりに時間ギリギリまで作品作りに取り組んでもらいました。

やはり発表は最初の子がハードルなんですかね。次回は私も発表してみようかな^^


気づき、その他

  • Scratchの配色が変わったが、特に違和感無し。
  • 小学生グループはマイクラ大好きっ子が多いので、マルチも視野に入れても良さそう。
  • イクラの化学レシピ、コマンド一覧を準備忘れた・・・
  • またマイクラワークショップやらないのか聞かれた。現在検討中。
  • イクラ希望者が増えてきてアカウント足りなくなりそう。予約時に枠を取ってもらう方式にすべきか・・・

 

教育版マインクラフトのライセンス借用について

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CoderDojo白河運営側で確保しているライセンス数は限りがありますので、当日の状況によっては貸し出しが出来ない場合があります。

そのような場合でも、個人で直接マイクラカップ様から借りているライセンスがあれば当日問題なく使えますので、是非ご検討ください。

さいごに

実は、白河道場も来月で5周年です。

2018年7月はプレ開催だったので、正式開催からは来月が5周年となります。

この5年、色々ありましたが、Ninja、保護者様、道場関係者のお陰でこうして続けることが出来ています。ありがとうございます。

今後も楽しみにしてくれている子たちがいる限り、マイペースに続けていきたいと思います。

引き続きご支援のほど、宜しくお願い致します!

福島でかドージョー2023 開催レポート!

こんにちは!

先日ついに福島でかドージョー2023が開催されました。

今回は、私白河チャンピオン目線で、私が参加したワークショップのレポートと、開催までのちょっとしたウラ話などをお伝えしたいと思います!

長文なので、ヒマな時に読んでね!(笑)

 

開催に至るまで

去る6/18、福島県では初の「でかドージョー」が開催されました!

発起人はCoderDojo喜多方のチャンピオン遠藤さん。

遠藤さんもイベント全体目線で記事を書いてらっしゃいます。こちらもどうぞ。

www.coderdojo-kitakata.com

「でかドージョー」は、いくつかのCoderDojoが集まって、いつもよりちょっとだけ大きいCoderDojoをやるよーっていうイベントなんですが、

色々とやりたい企画を詰め込んでいったら、「いつもよりちょっとだけ大きい」ではない、大型イベントになってしまったのでありました。

この規模のイベントですから、当然やることも盛りだくさん!

運営は毎週3時間越えのMeetingを続け、寝ても覚めても「でかドージョー」のことが頭から離れず、

全く仕事にならなかった人も居たとか居なかったとか(笑)

そんな、気合の入ったイベントです!

 

開催前日

参加者200人以上、ボランティア総勢50名!

場所は福島県内のITの聖地とも言える、会津大学のキャンパスです。

運営は前日入りして会場設営。

私自身も学食以外は立ち入ったことが無く、これだけで俄然気持ちが昂ります。

また、コロナ禍でなかなか県内の道場の行き来もできなかったため、他の道場の関係者とも久しぶりにお会いできたり、初めましての方も居たりで

文化祭の準備を彷彿とさせる、なんともノスタルジックな気持ちかつ、和気あいあいとした雰囲気で設営は進みました。

そして、実は私白河のチャンピオンは、会津出身なのです。

なので、設営時に大学関係者の方と話していたら、実はその方の同僚が私の同級生だったり、事務の方が幼馴染だったり、

世の中狭いなーと感じつつ、ホーム感があってまったりしてしまいました。

 

設営が終わったら、お楽しみの前夜祭です。

そもそも前日入りした目的が、準備よりも前夜祭という方も少なくなかったという話も。

会津の道場ではたまに開催しているようですが、私は道場関係の宴会というものに初めて参加したクチであります。

これがもう、今まで参加してきた宴会って何だったんだというぐらい楽しい時間で。

そりゃそうです。右を見ても左を見ても、子どもの未来を明るくしたいという同じ志を持った方ばかりで、誰とでも話が合うんですから!

この時点で本番明日でしたけど、もうやれてよかったなという思いに浸っておりました。

全体のあいさつでは、会津の島影チャンピオンから、CoderDojo白河の創立者である嶋本さんのお話をしていただいて胸が熱くなったり、

皆さんのいろいろな個性が入り乱れた自己紹介が面白すぎたり。

控えめに言っても最高に素敵な時間を過ごさせていただきました!久しぶりについ飲みすぎて頭痛くなりました!

 

開催当日

そして本番当日!

学生ボランティアたちも合流し、最終チェック。いよいよ開場です!

9時半の開場から続々とNinja達が集まってきました。

最初は開会式と成果発表。

司会は会津メンターの作山君です!

自分の大学1年生のころを思い返すと、こんな立派な舞台で司会する彼とはえらい違いだったなーとぼんやり思ったり(笑)

終始上手く進めてくれて、全体の進行も滞りなく進みました!ありがとうございます!

 

そして、注目のNinjaによる成果発表!

各道場から、腕利きのNinjaたちが自分の作品を発表してくれました。

Scratchでゲームを作ってくれたり、Blenderで作品を作ってくれたり、micro:bitを使った作品もあります。

みんな大人では思いつかないような斬新な要素が含まれていて、どれも楽しく見せていただきました!

どのNinjaも自分の作品を自信をもって発表していたのが、とても素晴らしかったです!

次は白河からも発表してくれる子が出てくれたら良いなぁ・・・と思っています!


開会式が終わると、ワークショップまで少し時間があったからか、展示室が大盛況!

発表してくれたNinjaの作品をはじめ、各道場のNinjaの作品、地元会津高校の生徒さんたちのプラレールなど、

面白いものが盛りだくさんで、子どもたちも楽しく体験している姿が印象的でした。

作品展示は次回も続けたいですね!


さて、いよいよ午前の部ワークショップが一斉開始です!

私はCoderDojo矢吹チャンピオン岡嶋さんのワークショップ、「ML2 Scratch」をお手伝い。

東京からCoderDojoこだいらのチャンピオンのとがぞのさんと、喜多方メンターの会津大学生もお手伝いに回ってくれました。

AIで画像を解析して、画面内のネコとじゃんけんをするワークショップだったのですが、冒頭からトラブル発生!

Webカメラが付いていないPCを持ってきてしまった方に、うちのPCを貸したら、そちらにもついていないという事態が!

急遽他のカメラ付きPCをかき集めて何とか事なきを得ました。Webカメラは盲点だったなー・・・。

その後は特に問題なく、ワークショップは終了!

それにしても、矢吹チャンピオンの進行スキルは半端ないです(笑)

 


そして昼は、二本松チャンピオン丹治さんの「ゲームプログラマーになるためには」というテーマで行われた特別講演。

こちらも注目度は高くて、比較的保護者の方が熱心に聞いていたようです。

ブロックプログラミングからコードプログラミングへのStep upは永遠のテーマというか、

Scratchが流行りすぎちゃったんで、そこから先にどう移行していくかはずっと答えが無かったんですよね。

それを「Roblox」で埋めるという発表を聞き、なるほど!という気持ちと、Roblox勉強しなくては!と思い起こさせてくれました。

私たち他の道場関係者にもいろいろと刺さる、とても良い講演でした!丹治さん、プレゼンうますぎです。

あと、Rob-1グランプリというRobloxの大会で、丹治さんの作品が準グランプリを受賞したそうです。おめでとうございます!
https://corocoro-jp-saikyo-matome-rblx.notion.site/ROB-1-71ceec1398084e1d9fbe134180a51122

展示スペースで少し見せていただきましたが、ゲームと学習を融合させた小学生向けキラーコンテンツで、早速ウチで子供に体験させてみたいと思います!
https://www.roblox.com/games/12923314225/DOTABATA-Quiz-Island


ここから午後のワークショップが一斉スタート!

私は引き続き午後もCoderDojo矢吹チャンピオンの「micro:bit&maqueen」をお手伝い。

今回はモノを動かすワークショップだったので、Ninjaたちが楽しそうに目を輝かせて床を走らせます!

最後に応用課題でフラフープの周りをまわるプログラムを組む子もいました。

白河に参加してくれているNinjaで、彼はScratchのスキルが半端じゃないので、いとも簡単にクリアしていました。さすがです。


午後のワークショップが終わると、もうイベントは終盤。

後は閉会式を残すのみです。

閉会式では、こだいらチャンピオンのLTからスタート!

実はこのこだいらチャンピンは「でかドージョー」の最初となったイベントの運営をなさっていたそうです!

日本は世界一道場数が多いんだよ!とか、道場は「公園」みたいなところだよ!などなど。関係者が興味津々の内容を話してくださいました。

その後、各道場のチャンピオンから道場紹介。

わずかな時間でしたが、白河も少しだけPRしておきました。

そして、午前中こんな大きな会場でよくNinja達は発表したなと感心したのでした。

抽選会は大型景品が残るという事態になり、急遽残っていたNinja達でじゃんけん大会!

次回は残らず配れるよう配慮しないとなぁ。


無事閉会を迎え、疲れた体に鞭打って、気合の撤収作業!

終わると皆それぞれの町に戻っていきました。

そして、私には来場者アンケート集計という大役が残っています!(読んでて面白かったので、開催当日もつい夜遅くまでデータ化作業していた)

集計が終わったら、皆さんにも公開できるようにしたいと考えています。

また、当日撮影していた動画も公開される予定とのこと。楽しみに待っていてください!


終わってみて

終わってすぐはもう疲れで何も考える余裕ありませんでしたが、

こうして数日経ってみると、キツいながらもそれを超えるぐらい楽しかったなと。

コネなし普通のサラリーマンの私は、他のチャンピオンほど貢献できていないかもしれませんが、沢山の貴重な体験をさせていただけたこのイベントに感謝しています!

島影チャンピンも打ち上げの時に言っていましたが、良い大人たちが本気出すとこんなイベントできるんだぜというのを、未来ある若者たちに見せられたかなと思います。

今回のスタッフは学生含めて全員ボランティアなんですよ。正直言って、バイトよりキツいと思いますよ(笑)

お金が目的じゃなく、純粋に子どもとプログラミングが好きな人達が集まっているからこそ素晴らしいイベントになったんだと思います。

ボランティアで参加してくださった方や、学生さん達の献身的なサポートに感謝してもしきれません。

また、県外はるばる遠くからお越しくださった道場チャンピオンの方々もありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。

直接お話しできなかった方もいて残念でしたが、いつかまたお会いできるのを楽しみにしております。これをきっかけに情報交換していただけると幸いです!


さいごに

白河の前チャンピンが思い描いていた「でかドージョー開催」という夢が皆さんの力で実現できて本当に良かったと思っています。

はるばる白河から参加してくれたNinjaとそのご家族に、大変感謝でございます!!

福島県内にはこれだけプログラミングが好きな子たちがいるということを、感じていただけたのではないかと思います。

道場はそれぞれの色があるので、他の道場に遠征してみるのも面白いと思います!みなさん歓迎してくれます。

みんな同じ「CoderDojo」という共通点をもっていますので、きっとすぐ仲良くなれるはず。

道場もそうですが、始めることより続けることはその何倍も大変です。

でも、楽しかったという声を沢山頂けたら、こういうことが大好きなおじさんたちは、それをモチベーションにきっとまた次も開催することでしょう。

本当にありがとうございました!!

 


P.S.
翌日の福島民報の朝刊に、記事が掲載されておりました!



次があれば運営手伝ってみたいというNinja、保護者さんは、是非声かけてください。人生の貴重な経験ができますよ!